「定年退職したら喫茶店を開きたい」
「コーヒーが好きで、ゆくゆくは仕事にしたい」
そんな思いをお持ちの方には、間借りスペースで週末マスターになるのをおすすめします。
そこで、週末マスターのメリットを詳しくご紹介いたします。
経営リスクが低い
通常の喫茶店を開店すると、物件をイチから借りて、設備を整えてと数百万円単位で資金がかかります。また、今の仕事を辞めることを考えるとかなり大きな決断となりますよね。
飲食業の90%は3年で廃業するといわれています。事実、無給で休みなく働き続け、結果として借金だけ残って廃業といったケースも少なくはありません。
間借りスペースを活用して開業するのであれば、通常の物件を借りる際に発生する敷金や礼金などを抑えられ、コストを大幅に削減できます。借りるスペースの設備を利用できる場合も多いので、さらにコストを抑えられます。
また、本業を持ちながら、取り組みやすい範囲で店舗経営をスタートできるので、リスクは少なめ。じっくりノウハウを育てながら、軌道に乗ったら実店舗を持つのも良いでしょう。
自分のこだわりを発揮しやすい
他に本業を持ちながら、週末だけマスターをするメリットとして、自分のこだわりを発揮しやすいということがあげられます。
高価なコーヒー豆を使いたい。食器にもこだわりたいなど、自分の理想の店にしようと思うと、実店舗で毎日オープンする形態ですとかなり費用がかかります。
その点、週末だけのオープンですと、お客さんの数も少ないので、そこまで費用はかかりません。また、本業の収入がしっかりあれば、利益にそこまでこだわる必要はないでしょう。1日数組だけのお客さんを相手に、とことんこだわり抜いたコーヒーを出すことだってできます。
また、経営の小回りが利くので、新しいアイディアをどんどん実現できるのも魅力。
例えば、陶芸が趣味であれば、手作りの器でコーヒーを出す。知名度は低いけれど、美味しい豆でコーヒーを淹れる。焙煎のワークショップを開くなど、可能性は無限大です。
さまざまな取り組みをすることで、他店との差別化ができますので、少しずつステップアップして、人気店に・・・というのも夢ではありません。
事実、間借りスペースを活用したカレー屋がブームになっており、なかには実店舗を持つようになったケースも。
固定ファンがついた状態で、実店舗を持てるので経営リスクも低く、安心です。
まとめ
いかがでしょうか。
ぜひ、憧れの喫茶店のマスターにチャレンジしてみましょう。