「間借りカレー」「ヤドカリ型店舗」など、今や話題沸騰となり多くの大人気飲食店を生み出している間借りスタイル。
しかし、間借り飲食店ならではの「デメリット」も考えられます。
今回は、「間借り」のデメリットを、逆にプラスに変えるアイデアの一例をご紹介します。
◎「間借り」のデメリット
あなたが思い付く「デメリット」とはどんなものですか?
もちろん「間借り」ですから、主となるお店の営業時間があるため、多くの場合は自分のお店を長時間開けることが出来ません。
1日に3時間ぐらいの営業時間が平均的ですので、長時間営業したいという方にとってはデメリットですね。
「間借り」で始める前提条件として、資金を抑えることを目的にしている人も多いです。
従業員は雇わず一人で営業しなければならない場合も多いでしょう。一人で運営するという大変さもデメリットの一つかもしれません。
また、元のお店の看板があることがほとんでしょうから、大きな看板やマークは使えません。
道行く人に「お店の宣伝」を行いづらいため、こちらもデメリットの一つです。
他にも思い付くかもしれませんが、今回は「営業時間」と「宣伝」に関するデメリットのアイデアをご紹介します。
◎「間借り」を成功させるアイデア
・営業時間の短さを逆手に!
営業時間が短い、ということを逆手にとりましょう。
例えば、毎日行列ができているラーメン屋さん。
「麺が売り切れ次第閉店」、「1日50食限定」などという“限定”を付加価値とするチャンスです!
そもそも短時間営業しかできないのですが、「ランチの2時間しか食べられない」と宣伝する事でプレミア感を演出することができますよ。
・目立つ看板が出せない!
看板が小さいということはデメリットですが、今はWEBでの宣伝に大きな力があります。
看板が出せなくとも、食べログ、グーグルマップなどに登録すれば大きな宣伝になります。
ツイッター・インスタ・フェイスブックを主流とするSNSの力は絶大です。
看板もないような小さなお店をSNSで知り「秘密基地」のように感じる人、発見の喜びを感じた人がどんどん宣伝をしてくれます。
見つけにくいことがプレミアとなっていくわけです。
◎まとめ
今回は、デメリットをメリットに変えるアイデアを少しだけ紹介しました。
1.長時間営業ができない → “限定”を付加価値にする!
2.目立つ看板が出せない → SNSを上手く活用し、見つけにくさをプレミアに!
もちろん、近所のオフィスにビラを配ったり、自分がSNSで発信するなどの宣伝は欠かせないと思いますが、案外「デメリット」だと思っていることも、「メリット」に変えることができるものです。
どこにでも発想を転換するヒントは転がっていますので、不安に思う事があればいつでもご相談くださいね!