エステサロンを開業するにあたっては、場所が必要になります。自宅やテナントなどいくつかの選択肢がありますが、おすすめなのは「間借り」です。
そこで今回は、間借りでエステサロンを開業することのメリットと、物件の選び方についてご紹介します。
間借りでエステサロンを開業するメリットについて
エステサロンの開業で本格的な店舗を構える場合、多額の費用がかかります。仮にフランチャイズであっても、300万円以上の自己資金が必要になるケースが多いです。
それに対し、間借りでの開業という形であれば、初期費用を大きく抑えることが可能です。店舗を借りる費用が1日当たり、なんと4,000円程度で済む場合も。間借り営業のメリットが大きいことがわかりますね。
間借りで開業する場合の物件の探し方について
2-1.内観の雰囲気を重視しよう
エステサロンの場合、雰囲気がとても重要な要素になります。そのため、エステサロンとしてふさわしい内観の物件を選びましょう。
「店舗を借りた後に内観を変えればいいのでは?」という疑問を持つ人もいるかもしれませんが、間借りの場合は、基本的に内装の変更ができません。すでに店舗として使われている場所を借りるという形になりますので、好きなように内装を変えることができない場合がほとんどです。したがって、あらかじめエステサロンの雰囲気に合った物件を選ぶ必要があります。
2-2.静かな環境を重視しよう
エステサロンを訪れるお客さんは、静かな空間でサービスを受けることを望んでいます。仮に、周りがガヤガヤしていてうるさいような場所を借りてしまうと、お客様が落ち着いてサービスを受けることができません。エステサロンとして良いサービスを提供できているにもかかわらず、周辺環境のせいで客足が伸びない、というのは非常に残念ですね。ですので、物件を選ぶ際は「静かな環境にある物件」を選ぶ必要があります。
ただし、「しっかりと防音されている部屋」「飲み屋が多く夜は騒がしいけど、昼間は閑静になる場所」 など、部屋の設備や時間帯によっては、立地場所の周辺が騒がしい場合でも気にせず利用できることもありますので、事前にテナントの状況をよく確認しておきましょう。
まとめ
「エステサロンを開業する」となると、大きな決断ですし、金銭面でも技術面でも最初は不安が大きいはず。自信がなくてなかなか始められなかった方でも、間借りを利用することで、少しでも心に余裕をもって始められるのではないでしょうか。