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2021年1月12日(火)

間借りでレストランの店舗営業!衛生面から配慮しておきたいこと

店舗のオーナーと共同で使用するキッチンやホール。お互い気持ち良く利用していきたいものです。特に、店舗の衛生を保つ上で、お互いの協力や借りる側のマナー順守は欠かせません。店舗を借りる立場として、間借りレストランの運営時の「衛生面」に関する配慮についてご紹介します。

1. ガイドラインを決める
間借りのレストランは、オーナー店舗の休業時にオープンすることが多いです。オーナーの不在時に店舗を利用しますので、細かな使用状況について都度対面して確認することは少ないでしょう。そこで、あらかじめ細かなルールを決めておくのがおすすめです。最近では、コロナ禍のこともあり衛生面への配慮も注目されています。後々のトラブルに発展しないような取り決めをして、実行することが大切です。

2. 店舗の清掃をルール化する
店舗利用後は、きちんと清掃をすることが必要です。清掃のルールを制定して、リストが載ったチェックリストを準備すると便利です。そうすれば、オーナー側からも清掃の対応をしていることが分かりますので、信頼にもつながります。掃除をしておきたい箇所は、厨房・ホール・トイレなどの共用スペース等です。

(1)厨房の清掃
厨房では、お皿や調理器具など、使用したものはきちんと片付けます。その上で、シンクや調理台、ガス・IHコンロなどの拭き掃除が必要です。使用前よりもきれいにするように心がけましょう。さらに、不定期での排水溝や換気扇・レンジフード清掃なども、オーナーに清掃対応の必要性を確認して行うようにしましょう。

(2)ホールの清掃
ホールでは、床の掃き掃除やモップ掛けに加えて、テーブルやイスなどの拭き掃除も行います。通常の洗剤を使用した拭き掃除に加えて、アルコールなどの消毒液でも拭き掃除ができると安心です。テーブルの縁・裏側やイスの背もたれ部分も、お客さまの手が良く触れる場所になりますので、丁寧に拭いていくようにします。その際、店舗の換気にも気を配りながら行うと良いですね。

(3)トイレや洗面所などの共用スペースの清掃
共用スペースであるトイレや洗面所は、汚れや悪臭が目立つ場所です。店舗のオープン前と後に、少なくとも2回清掃を行うと安心です。開業中に利用者がいた場合には、定期的に汚れていないかを確認して、小まめな清掃も心がけたいところです。

(4)エントランスの清掃
エントランス周りの清掃も大切です。お客さまへ店舗の印象を強く与える場所となります。ドアに埃があったり、エントランスマットに泥埃が付いていたりする場合、印象を落としてしまうこともありますので、きめ細やかに清掃をしておきましょう。

3. 備品の管理
店舗で使用する備品の管理も、あらかじめルール化しておくと良いでしょう。共通で使用することが多そうな備品は、オーナーと分別して利用したり、費用の負担を明確にしたりすることで、お互い気持ち良くレストランの経営をすることができます。トイレットペーパーや洗面台に置かれているペーパータオル、ゴミ収集に使うゴミ袋、掃除に使用する洗剤など。これらは、消耗する備品ですので、費用負担を明確にしておけると良いですね。

4. まとめ
間借りでレストランを経営する場合には、店舗オーナーとの間にトラブルが生じないよう、利用する際の決まり事を確認して実行することが大切です。オーナー・借り手の双方が気持ちよく利用できるように、ガイドラインを設けると便利ですよ。オーナーと話し合ったルールを順守することで、気持ち良い間借りレストランの運営ができるようになるのではないでしょうか。

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