2022年10月6日(木)

間借りで子育て支援カフェ開設!

出産したママにとって、赤ちゃんのお世話は思っていた以上に大変。言葉の分からない赤ちゃんとずっと2人きりは、ストレスも溜まります。
こうしたママたちを応援しようと「子育て支援センター」を自治体が提供するようになりました。
しかし、このコロナ禍で支援センターが中止になったり、予約制になったりしています。実はママにとって予約というのは、大変ハードルが高いものです。

そこで、子育て支援としてカフェの店舗を間借りして、キッズスペース付きのカフェを開業するのはどうでしょうか?
実際に間借りで始めるメリット・デメリットを解説します。

間借り営業のメリット

メリット① 少ない開業資金でOK
カフェを始めるには物件取得費や店舗投資費用など、少なくとも600万円は必要です。
一方で、間借りすれば、その1/10程度の資金で開業することができます。
間借り先の店舗の定休日に営業するなど、限定的な営業も可能となります。間借り先としても定休日に家賃収入が入るため、お互いにwin-winなのです。

メリット② トライアンドエラーが可能
店舗を出して利益が出るのかどうかは、実際に始めてみなければ分からないものです。
しかし間借りならば、その店舗では利益にならないと分かれば一時撤退することが可能です。またやりたいと思えた時に、他の間借り先を探せば良いのですから、トライアンドエラーあるのみです!

メリット③ 集客しやすい
間借りだと集客しやすいというメリットがあります。
例えば、間借り先の店にチラシを置かせてもらったり、その店とのコラボをしたりすることでお互いの集客に良い影響を与えることができます。

間借り営業のデメリット

デメリット① 内装や設備は変えられない
すでに完成した店舗の設備を借りるわけですから、内装や設備を勝手に変更することはできません。コンセプトに合う店舗が見つからない場合は、ある程度の妥協が求められます。
また、営業日が限定的であるゆえに、在庫を抱えておくことが難しいという欠点もあります。

デメリット② 食中毒が起きたら借主・貸主ともに営業停止
カフェで一番怖いのは食中毒ですよね…
食中毒が起きた場合、どちらかの過失であっても借主・貸主ともに営業停止処分が下されます。
また、借りている店舗の家具や食器等を傷つけてしまうこともあるかもしれません。万が一に備えて、飲食店用の保険に加入しておいた方が安全です。

デメリット③ 住所のトラブル
間借りをすると、間借り先と同じ住所になるため郵便物のトラブルを抱えるケースもあります。
郵便物の対応に関しても、事前に間借り先と取り決めをしておくと安心です。

まとめ

今回は間借りを利用して、ママを支援するカフェを持つことのメリット・デメリットをご紹介しました。
間借り営業を検討しているなら、「間借り子育て支援カフェ」はいかがでしょうか?

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