皆さんは商業施設の一角に占いブースがあるのを見たことはありませんか?
最近はコロナ禍で対面での鑑定は少なくなりましたが、ファミリーレストランなどで占いをしている姿をたまに見かけます。
今回の記事では、間借り店舗を使った占いのビジネスについて解説していきます。
●占いについて
占いには「星占い」「手相」「タロット」など数多くありますが、東洋・西洋問わず大きくは3種類に分かれています。「命術(生年月日)」「卜術(物を使う)」「相術(顔や手を見る)」ですね。
これらの占いに大きな道具は必要ありません。例えばカード鑑定であっても、そこまで場所を取らずに済みます。また鑑定自体が個人情報となるため、一回の鑑定相手は一人か二人になるでしょう。
●間借りとは
間借り営業とは、既存店の営業時間外に店舗を借りて営業する形態を指します。飲食店、ネイルなどのサロン、物販のお店などで活用されています。副業として限定した時間だけ営業したい場合や、初期費用を抑えたい人の間で人気となっています。
占いであれば大勢を相手にすることもなく道具も場所をとりませんので、飲食店など、どんな営業店舗であっても間借りを利用して営業することができます。
●具体的な間借り案
例えば、カフェやサロンの営業時間が終わった夜の時間(20~24時頃)を間借りして占いをしてみるのはどうでしょうか?
人は夜になると心理的に不安感が強くなるので、悩みを相談しやすくなります。
また、友人同士で来店して一人は占いをしても、もう一人はやらない場合もあります。
そんな時、待っている人にドリンクを頼んでもらうのはどうでしょうか。
カフェを間借りするのであれば、すでにドリンクを作るスペースや設備も整っています。占い師数人で営業して手の空いている人がドリンクを準備してもいいし、占い師一人とカフェがやりたいスタッフで一緒に間借りをしてみるのもいいかもしれませんね。
もちろん、設備の利用に関してはオーナーとしっかりと相談しておく必要があります。
貸した側としては、空き時間に家賃代などが入ってきますし、店舗そのものの宣伝にもなります。「昼の営業時間にもお店に行ってみたいな」と、お互いに良い影響を与える可能性もありますね。
●まとめ
今回は間借り営業で占いをする方法について解説しました。
占いは年を取るほど経験値が増えて信用されるお仕事です。実は景気にも左右されにくいのです。逆に、不景気になるほど不安感から占いに頼る傾向もあります。
また、イチから占いを始めようとしてもお客様が来るか不安…といった場合でも、間借りであればそのお店の元々の顧客がきてくれる可能性もあるためおススメです。
得意な占いがある方は、一度間借り営業で試してみてはいかがでしょうか?